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2013年09月22日

 館長 at 23:14  | Comments(0)
また奈々がやらかした。

今日、お昼すぎに1通のメールをもらった。

内容は淡々と…奈々が準優勝やったよ…との文字。
1度目は全く理解出来ず、2度目は少し震えた。
そして3度目にようやく喜びが込み上げてきた。

全国道場選手権。奈々は三瀬中から出場。
返信する前に私は既に電話を鳴らしていた。

夢の舞台で、あと1歩届きはしなかったものの、全国を制する夢が射程圏内に入ってきた。

よく頑張った。そんな言葉では褒めきれないが、本当に頑張った。

奈々を目標にしている後輩が霊雨堂にはたくさんいる。その子たちに私は、私の言う通りにすれば必ず奈々の様になれると約束した。私のハードルは奈々の頑張りで益々高くなってきている。
嬉しい悲鳴だ。

奈々…次は必ず全国を手にしなさい。
そして、更なる高見にたちなさい。

私から願うことは、面で全国を制して欲しい。君の面打ちが全国をとる姿を見てみたい。
確かに手元を離れ2年半。三瀬中で本当に頑張ってきたと思う。
そんな巣だった君と歩んだ小学校時代の約5年は面打ちの5年間だったと言って過言ではない。
君の面打ちには私の剣道人生と霊雨堂の全てが凝縮している。
それが私のあつかましい願いである。
「嘉村の面」と言われ、それが語られはじめ、君はようやく本物になって行くんだろうと先生は思っています。

今回は本当におめでとう。まだまだ兜の緒を弛めず、着実に剣の道を邁進していって欲しい。
  


2013年09月18日

 館長 at 22:02  | Comments(0)
最近なにやらイイ感じだ。
変化の兆候がある。

光優はキャプテンらしく私の目を常に意識し出した。よく目が合う。目配りの次は気配り。

また柚萌は甘えが消え始め、低学年ながら高学年に交じり試合に参加しているため、意識の中に自分が低学年と言う感がない。強くなりたいと思う気持ちが見て取れる。

希空は今、壁と格闘中。確かに強くなってきている。力は高学年でも通用する。ただ試合慣れしていないため、結果にバラつきがある。だからこそ、結果を出したくてもがき出した。もっともっともがいて地力をつけて欲しい。地力は壁にぶつかった時にこそ培われる。

保奈美は剣道の厳しさを理解しはじめ、よく声を出し、みんなに遅れないように努力している。確かにまだまだだが長い眼で指導していきたい。

最後は悩める大将賢伸。彼は自分自身の気持ちが最大の敵である。なぜ私が賢伸を大将にしているのか理解しきれていない。やろうとする気持ちはわかる。その気持ちの継続は課題である。

ただ、今、私の気持ちはワクワクしている。

  


2013年08月27日

 館長 at 21:13  | Comments(0)
今日から再スタートをきった。
柚萌が風邪と連絡をもらって心配していたが、練習に来ていてひと安心。
残り4人も顔を揃え、いい出発となった。

さらにビックゲストとして奈々、そして渉も顔を出してくれ、楽しい気持ちで稽古に取り組めた。
二人ともありがとう。

さて、来月の北部尚武会を最後にしばらくはみっちり稽古を積むために試合参加の自粛を決意した。常に試合は「試し合う場」と教えてきたが、今は試すものがまだ備わってないと思う。これを子供たち、保護者がどう考えもらえるか…私、子供たち、保護者、三者の正念場である。

今日の稽古の気持ちをわすれずにやれば必ず結果は出る。5年生各自には2ヶ月間の課題を課した。達成できるように期待している。稽古の基礎となる心の強さを磨いてくれたらと思う。
「風雪磨人」。中曽根康弘元首相が道場連盟全国大会の折りに揮毛された言葉である。厳しさの中で人を磨きあげる。
「春風秋霜」。他人には春風のように優しく接し、己には秋に降りる初霜のような厳しさを持って自制する。

よくよく考え、日々の生活、そして稽古に臨んでもらいたい。
  


2013年08月25日

 館長 at 22:23  | Comments(0)
無事に今年も大麻旗は幕を閉じた。

遺族としては大変嬉しく感謝の念でいっぱいであり、監督としては屈辱感に包まれ、再生への挑戦を決意する大会となった。

私だからこそ勝ちを知らない負け続けることの意味がわかるはずだ。私の負の螺旋からの脱却を教えてくれたのは恩師浅川範士だった。
私は恩師の教えを再現し、OBたちの故郷である霊雨堂を強く守り続ける使命がある。

笑われても馬鹿にされても私なりの方法で浅川範士の教えを伝える覚悟だ。
何とか今在籍の道場生には堪えてついてきて欲しい。またこの新しい挑戦に向け、一人でも多くの子供に入門をしてもらいたい。


覚悟を決めたら気持ちが楽になってきた。  


2013年08月24日

 館長 at 15:25  | Comments(0)
今年も大麻旗が始まり、今日は3日目、中学生大会。
三瀬中学の女子主将としての奈々の選手宣誓で始まった。
私も第5回大会で選手宣誓をやったが、自分の時より胸が熱くなって、何か込み上げるものがあった。
とても立派な宣誓で、初代霊雨堂館長である曾祖父も霊雨堂OBである奈々が宣誓をおこなってくれて本当に嬉しかっただろうと思う。
再度、来春からの次のステージにおいても奈々の活躍を見守っていきたい。怪我に気をつけて頑張って夢を追いかけて下さい。

また奈々と霊雨堂で同じ釜の飯を食った大亮、光輝、有夏も富士中剣道部として中学生活最後を大麻旗で無事終わり、決して思うような結果は残せなかったかもしれないが、大きな怪我もなく中学生活の中で剣道を続けて頑張ってくれたことに敬意を払いたい。本当によく頑張ったと思います。
これからはそのパワーを勉強に傾け、来春希望の高校へ進学出来るように体調に気をつけて頑張って欲しいと願っています。

大亮は特に中学で果たせなかった夢や目標を見失わず、高校剣道の中においても自分の剣道、基本に正しい剣道、霊雨堂の真っ直ぐな剣道が通用するように努力を重ね、先生にも夢のお裾分けをして下さい。
先生も楽しみに君の成長を眺めて行きたいと思っています。

本当に中学3年生の諸君お疲れさん。
来春、希望の高校に進学されるよう念じています。
そして出来うることなら剣道を続けてくれたら先生はとても嬉しいです。
  


2013年08月21日

 館長 at 21:13  | Comments(0)
7年前の4月、小学2年の女の子が新体操をやめ、姉二人の後を追って、剣の道を歩き始めた。
運動神経がよく、人一倍「1番」と言う言葉を意識していた。

そんな子に剣道は勝負の厳しさを教えてくれた。負けた時の落ち込み方は半端なかったのを覚えている。
だが彼女はその厳しさをはね除けるだけの努力をしたし、よく私の言うことを聞いて頑張ってくれた。

「1番」になりたくて、全国1番を目指し、先ずは県で1番を私と目指した。だが小学生時代は2番が最高だった。

中学進学に際し、強くなるために、1番になるために蕀の道を選択した。
最初の目標である日本一を目指し、ついにその切符である県1番になった。
そして、今月日本一を目指し、全国中学校剣道大会に出場し3位。全国一にはなれなかったが、キャプテンとして大将としてよく頑張った。立派な3位である。
彼女は1番を目指し、小学生で越えれなかった壁を中学でクリアした。
今回、中学でなし得なかった全国一を必ず次のステージで掴むのではないかと、今なお私の心を熱くしてくれる。本当に有難い先生孝行な教え子である。

夢は叶わないのが美学ではなく、夢を叶えるために道を選択し、叶えるための最善の努力を積むことが美学である。

今後、さらに光輝いてくれることを期待している。

よく頑張ったな。これで終わりじゃなく、気持ちを切らずに怪我に気をつけて必ず1番になりなさい。

欲を言えば、スロースターターだから、初戦に気持ちをどう持っていくのか、相手をあまり呑み込まず、勝負の厳しさを常に忘れない試合運びを更に意識して欲しいと思う。

先生はただいま第2の奈々を育て上げるためにボチボチ頑張ってます。君に負けないように頑張らねば…。  


2013年08月20日

 館長 at 20:52  | Comments(0)
貴乃花ではないが、父に剣道を習いはじめて、「お父さん」と呼ばなくなった。 大学生ぐらいになり「お父さん」と呼ぶ恥ずかしさは今でもハッキリ覚えている。

母は剣道に素人で、だからこそ剣道に関して一切口を開かなかった。ただ試合に勝てない小学生時代に「負けて悔しくないとね?ニヤニヤせんで悔しかなら泣いてみなさい。」と言われたことがある。
後にも先にも、母から剣道に関して口から溢れた言葉はこれだけである。

剣道は1対1の対人競技であり、基本的には「個」の勝負である。「個」とは自立の上になりたつ。そうは言っても経済的な負担を強いられるのは親であり、どうしても一言二言言いたくなるのも無理はないが、しばし突き放してもがかせてみるのも一考。
必ず子供は生きるために藁を掴むはずである。

師は藁の見つけ方、掴み方のコツを教える。そしてその子の色を鮮明にしていく。

「親」は子離れでなく、字のごとく、高みの見物をきめこんでもらえたらきっと子供の成長を感じとってもらえるはずだ。


  


2013年08月19日

 館長 at 22:02  | Comments(0)
私にとって昨日の敗戦はあまりにもパンチが効きすぎた

何とかなるものか?いや…何とかしなきゃいけない
かなり追い込まれている。
これまで自分ではそれなりのチームは作ってきたつもりで、過去をたどり何か解決策がないか昨日から今日にかけて考えてきたが何もない…と言うか思い出せない。
それだけその時その時に一生懸命だった。だから何をしたのか思い出せない。
このチームを何とかするにはそれだけのパワーがまた必要になる。
自分にそれだけのパワーがあるのか

叩けば響く感触が今はまだない。 あえて言うなら昨日賢伸が見せた涙…。

忘れないで欲しい。

響いてくれなければ指導者の存在なんてあってないようなもの。

今週、木曜日〜土曜日まで大麻旗に向けて特練をやることに決めた。
久しぶりに悪あがきして、がむしゃらにやってみることにした。
もがけばひょっとしたら藁ぐらい掴めるかもしれない。  


2013年08月18日

 館長 at 18:23  | Comments(0)
今日も暑かったf(^_^;

今日は上峰町近圏剣道大会。
保奈美が欠場のため、4人での参加。さらに高学年チームに2年の柚萌と4年の希空。なんと無茶苦茶なチーム編成( ̄□ ̄;)!!

よかよか。

しかし、初戦ぐらい勝ち抜けしなきゃ、気持ちが折れそうである(´Д`)


技術が足りてないのは教えている私が一番了解している。それでも試合に出場させるのはそれなりに理由があってのこと。

とにかく、いつも通り…平常心で稽古を試合で再現して欲しい。
今、私は子供たちのそんな姿が見たい。


まだまだ不安や怖さ、警戒心で普段の1/10ほども力は出しきれていない。

そんな歯痒さ、もどかしさ、ムカッとする気持ちを堪えながらの一日となった。

次は倍返しΨ(`∀´#)

なんて…ちょっとぐらい悪たれの元気坊でいてくれたら(T_T)

  


2013年08月16日

 館長 at 18:28  | Comments(0)
来週22日〜25日までの4日間に渡り今年も大麻旗が開催される。

開催にあたり、佐賀新聞社、佐賀県剣道連盟、佐賀県剣道道場連盟、そして大会運営に携わってもらっている関係各位の皆様、ご参加いただくチームの皆様に遺族として心より感謝申し上げます。

曾祖父もこの日を毎年楽しみに待ち望んでいることと思います。

私も大麻旗には小学生大会から出場し、今では周囲の方々からのご支援・ご助力を頂きながら監督として参加出来る喜びと霊雨堂の後を継いだ重責を感じている。

勝負である以上勝つことも確かに大切であるが、「醜き勝者より美しき敗者」との曾祖父の剣道観をいかに教え、試合で実践していくのか…。
ひとつ確実なことは、美しき敗者となるための条件は全力で相手に対峙し、日頃の練習の成果を試し合うこと。その後は結果を真摯に受け止めればよい。

ただ、大麻旗に限らず試合での一戦一戦が子供達の成長に何らかのプラスとなって将来への礎になってくれたらと思っている。

  


2013年08月14日

 館長 at 22:34  | Comments(0)
明日15日は終戦記念日である。

日本人として、そして剣道人として忘れてはならない日である。

剣道は軍国主義の温床になりかねないとアメリカは剣道人から竹刀を奪った。

しかし、剣道界の先生方は手から心に竹刀を持ちかえ、剣道復活に奔走され、その努力と信念の証が今なのである。

ただ竹刀を握り、相手と竹刀を交えるだけではやはりダメではないかと思う。

私は戦争を知らない。だからこそ、自分の歩む剣の道と戦争がどう交錯して今があるのかを考えると、今のなに不自由ない現代に有り難みも感じるし、後世にこの剣道を伝えていくことが使命だと思う。

これまで私が剣道を教えた子供達がまた次の世代にバトンを渡してくれたらそれで私の剣の道は完結するんじゃないかと…ちょっと偉そうなこと思ってしまう終戦記念日前夜である。  


2013年08月13日

 館長 at 17:33  | Comments(0)
久しぶりにおもわぬ場所で教え子と再会した。

今は高校2年生。かれこれ2年ぶりになる。

成長した凛とした面持ちの中に昔のあどけない顔が見えて本当に懐かしい気持ちになった。

彼は小学4年から剣道をはじめ、非常に素晴らしい剣道のセンスを持ち合わせていた。
しかし、ケガが多くまさに不運の不世出剣士だった。
出来ることなら剣道を続けて欲しかったが、今となっては残念としか言いようがない。

ただ、それでも久しぶりに顔を合わせて、「先生…」と近寄ってきてくれて、年齢に関わらず人と人が交わる中で、剣道を通じて彼と過ごせたことに感謝している。
彼にとってもその剣道に注いだ時間が無駄にならず人生の糧になってくれたらそれが一番である。

身体に気をつけて、面を打つ真っ直ぐな君の剣道を人生においても発揮してくれることを祈っています。
  


2013年08月06日

 館長 at 16:38  | Comments(0)
今日から全国高校総体剣道競技が県総合体育館で開催されている。

残念ながら教え子の出場はないが、参加できる切符を手にした選手達は正々堂々と「高校生らしく」競技をし、この佐賀の地で最高の思い出作りをしてもらいたい。

全てにおいて言えることだが、「…らしく」と言うのが大切である。「高校生らしく」「代表らしく」「剣道を学んでいる者らしく」等々。この「らしく」を越えた域はやはり何か違和感を感じる。
「守・破・離」の教えが示す通り、修得には段階があり、やはり高校生には高校生の、中学生には中学生の、そして大人(一般)には一般の剣道があるはずである。
つまり、剣道は楽しむべきものとの曾祖父の教えをもとにした私の考えで、楽しむことができれば結果は自ずと現れてくるだろうし、また悔いよりむしろ充実感が心を占めるのではないかと思う。

試合である以上、栄冠はたった1校であることに違いないが、せっかく掴んだ夢の舞台で剣道を心底味わってもらえたらと思う。

教え子の渉も今春から佐賀県の代表校である龍谷高校に進学し剣道を続けているわけだが、先輩達の試合をしっかりと自分の目に焼き付け、そしてこれから先の自分の高校剣道の糧として精進を積んでいってもらいたい。

今尚、剣道を続けてくれている教え子達には、私は師として何よりの楽しみを貰っている。常に目標を掲げ、そしてそれに向かって精進を続け、自分の手で夢を掴んでくれることを期待する。
そして、転ばされて泣いて、怒鳴られても、剣道をやっててよかったと笑って話せる、そして竹刀を交え君たちに打たれる日を楽しみに待っています。  


2013年07月22日

 館長 at 22:49  | Comments(0)
晴れもあれば雨もある。光があれば陰もある。そして勝ちもあれば負けもある。
奈々…団体戦の明、個人戦の暗。
代償は大きいがいい経験をしたと私は思います。
悔しさは自分が一番感じているだろうし、取り返しがつかない現実を本当に感じているんじゃないかな?
君の剣道人生は始まったばかり。君の凄さはよく知っています。だからこそ、勝負の恐ろしさを軽く考えずに剣道に取り組んで下さい。

甘さは心のバランスが崩れた時に顔を出します。慢心は足元をすくわれ、強気はすかされ、弱気は根こそぎ押しきられます。常に平常心で自分らしさを忘れないで下さい。


君は先生の誇りであり、陰ながらいつも君を応援しています。

あと少しの中学剣道。悔いを残さないよう楽しんで下さい。

  


2013年07月17日

 館長 at 22:19  | Comments(2)
よく剣道は精神論について説かれ、常に「心」を中心に構築されていく。

「心を強くするには?」とよく聞かれたりするけど…そんな効果的な稽古法があれば私が聞きたい。

しかし、敢えて私が答えを探すなら、心を強くする稽古は面をつける前…もっと言うなら道場にくることで9割は完了である。

稽古が嫌だったり、億劫だったりそんな日もあるさ。
しかし、そんな弱い気持ちに蓋をして道場の内に立つ。
弱い心に勝つ瞬間である。
私も幼い時、よく稽古前に腹痛になったことを思い出す。

今年も夏本番。楽しい夏休み間近であるが、暑さに弱音が漏れそうになってもみんな強い心を作りあげていってもらいたい。

今年は夏の皆勤賞何にしようかなぁ〜(^m^)
  


2013年07月11日

 館長 at 21:23  | Comments(0)
「平常心是道」。

平常心とは何か?

曾祖父勇次が病床にあった際、小川忠太郎先生からお見舞いを受けた。
そう長い時間は曾祖父には残っていなかった。

曾祖父は小川先生に対して、『小川先生、「平常心」とは一体どんなものなんでしょうか?』と問い掛けたそうだ。
この問い掛けに対して小川先生は、『範士十段の先生が解られないと言うことを私が解るはずもありませんが、もし今、先生が幸せで楽しいと感じられているのならそれが「平常心」なんではないでしょうか。』とお答えになったそうだ。
曾祖父は剣道をやる上で、「剣道は楽しまなければ嘘だ。」と常々言っていた。
まさに「剣道とは何か?」「平常心とは何か?」がここに存在する。
これが理解できれば、「生涯剣道」が実践できるはずだ。

中学、高校と勝負剣道に没頭するのは道を歩き、成長を遂げて行く上では必要不可欠な部分である。

だが、勝負に固執するのと勝負に執着するのは違う。
固執は視野を狭め、楽しみは皆無なのかもしれない。
勝負への執着は、その為にたゆまぬ努力を続け、自分なりの稽古・試合への創意工夫、そして勝つことでの喜びや充実感によって楽しみが求められる。

もっともっと剣道を楽しんでもらいたい。楽しむことで目の前の敵が違う形で見えてくるはずだ。

県中体連を間近に控えた富士中剣道部のみんなが、目標に向かい、それぞれが剣道を楽しみ、「平常心」で試合に臨んでくれることを期待している。

頑張れ!!!
  


2013年07月07日

 館長 at 21:31  | Comments(1)
負け試合をどうとらえるか?
これは非常に大事なことである。

歴史は繰り返す…ではないが、負け試合は繰り返す。
勝ち試合を繰り返すのは非常に困難であるが、負け試合は容易く同じような結果を招く。

今日、富士中男子剣道部はものの見事に大敗した。何故この様な結果を招いたのか?それは、試合後に感じた各自の意識が答えだと思う。単に悔しいと感じるだけではダメだ。心の奥に負けを軽く感じてしまう自分は居なかっただろうか?
結果はくつがえらないし、やり直しも利かない。

もし…もし、今日を省みてやるべきことがあるとしたら、県大会への切符を手にした女子団体、男子個人・大亮の稽古相手をしっかり努め、自分たちも一緒に県大会へ気持ちを向けて行くことだと私は思う。

  


2013年07月06日

 館長 at 17:14  | Comments(0)
やっぱり「流し汗は嘘をつきません」でした。

中体連初日。

女子は見事県大会出場。
さらに男子個人で大亮が3位で県大会出場。

結果論として、負けた事実はあるものの、県大会と言う舞台に駒を進めたことは見事である。そして先ずはそこを目指して頑張ってきたわけだから、努力が報われたわけで、さすがである。

足りない部分を言えばキリがない。いくつになろうが、何段になろうが、道は長く深い。ただ、その道半ばの成長過程を考えるならこの結果は子供達に大きな自信と喜びを与えてくれたはずだ。

特練中に流した汗も涙もまさに今日のため。この結果に満足せずさらに稽古を重ねて、次なる県大会に備えて欲しい。

明日の男子団体、女子個人も大いに奮闘してくれることを期待して止まない。

「おめでとう。よく頑張ったな、お疲れさん。」は県大会が終わるまでもうしばらくとっておくことにする。

  


2013年07月05日

 館長 at 17:00  | Comments(0)
いよいよ明日から市中体連本番である。

願わくば、男女共に県大会に駒を進めてもらいたい。
この後に及んでは、しっかりと睡眠、食事をとり、出来るだけ万全の態勢で試合に臨み、あとは審判の「勝負あり」の声を聞くまでは諦めずに自分らしく剣技を競い合って欲しい。

竹刀は己の心を映し出す。諦めや弱気はきっと後悔を生む。最後の一礼が終わった瞬間、己の心が清々しくなる姿を常に意識しておいて欲しい。

誰の心にも感動と喜びが残るようなメイクドラマを期待して止まない。
  


2013年07月03日

 館長 at 21:20  | Comments(0)
今日は中学校の延長練習最終日であり、私も参加してきた。

通常練習を終え、一般参加前の休憩時間に一人の女子部員が涙ぐんでいた。
自分の限界を感じた様子であった。彼女は中学に入ってから剣道を始めており、確かに今剣道の難しさを感じはじめ、最初に感じた壁なのかもしれない。
しかし、本当の剣道はここからがスタートである。
彼女のためにも優しい言葉はかけられない。どうしても自分自身の力で越えなくてはいけない壁なのである。

「一源三流」

「一源」とは人(身体)。「三流」とは身体から流れでる尊きもの。つまり「血と汗と涙」。

彼女は尊き汗を稽古で流し、そして己の拙さ、悔しさ、友のために頑張りたいがために涙を流した。

いい結果が出るに越したことはないが、しっかり大事な過程を積み重ねながら歩いていると感じた。

頑張って欲しい。私にあと出来ることは祈るしかない。  


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